ホメオパシーとは

ホメオパシーは世界保健機関(WHO)が認めるように、現在世界の80カ国以上で用いられている補完・代替医療(CAM)です。特に欧州では約30%のセルフケア利用率を含め、発祥国のドイツでは家庭医全体の75%がホメオパシー薬を処方しています。日本における漢方のような存在です。
ホメオパシーは、本来、体に備わっているといわれる自己治癒過程に働きかけ、病気の人が全体のバランスを取り戻し回復していくと考えられています。 疾患や症状よりも病気の人、その “人” に焦点をあて、オーダーメイドの個別性と多様性を特徴とする全人的(ホリスティック)な医療です。

恵美歯科医院では、必要に応じてホメオパシー療法、漢方薬、エッセンシャルオイルなどを併用いたします。
19世紀初めに、ドイツの医師、サミュエルハーネマンによって確立された療法で、200年以上の歴史があります。ホメオパシーはナポレオン遠征時に流行したチフスの治療やこれらの大流行時に目覚ましい成果を残し、英国王室をはじめヨーロッパ諸国で多大な信頼を得ました。
現在でも、イギリスを始め、フランス、ドイツ、東ヨーロッパなどでは保険診療で認められ、イギリスの植民地であるインドでは政府がホメオパシー治療を推進したり、
ホメオパシー医科大学が設立されています。
ホメオパシーでは、人を病名によって診断するのではなく、一人一人の精神・感情・身体を詳しく問診することで、レメディーと呼ばれるホメオパシー薬を使って治療します。

恵美歯科でのホメオパシー導入

恵美歯科を開業した当初、口腔内と全身とは密接な関係があるため、その関係性を考慮した歯科治療を行うといったものでした。詳しい問診、検査により、関係性を精査していく中、患者さんが「会社の人間関係が・・」「義理の母が・・・」などお話しする事があり、徐々に体と心の関連もかなり深いため、どこかで勉強しなくてはならないという気持ちが強くなりました。そんな時、ある患者さんが「私、ホメオパシー治療を受けてから主人と仲良くなったんです」と仰る言葉を聞いて、ご主人の性格が急に変わる可能性は少ないので、この患者さん本人のモノの見方が変化したのかもしれないと思い、そんな「モノの見方」が変わるようなものが医療として存在するのならと、興味を持ち、勉強し始めました。
勉強して10年以上になり、導入して5年以上が経ちましたが、明らかに、患者さん自身の免疫力を上げてくれる治療だと確信していますので、必要だと思われた方には、歯科治療と併用するようになりました。

ホメオパシーの経歴

● ハーネマンアカデミーオブホメオパシー修了
● インドのホメオパス、ラジャンサンカランのSchool of Rajan WWR1,2,3修了
● 現在、ギリシャのホメオパスGeorge Vithoulkasによる
International Academhy of CLASSICAL HOMEOPATHYに在学中